氷の上の恋 2

bleulavande2007-02-13

前回の日記で文句ばっかりかいてたら、滑りながら考えていた恋のことがかけなくなった。例を挙げると・・・


①猛スピードで滑っている人がぶつかってくる
→わたくしが怪我をする(向こうは無傷)
→話し合い
→両者、恋に落ちる

②わたくしがへたくそに滑っているのを上手な人が目撃
→へたくそだから見てられないとなじられる
→コーチしてもらう
→両者、恋に落ちる

③整氷の際に、ベンチで偶然隣同士になる
→「あなた、前に見たことある」とかなんとか
→「わたくしも」
→両者、恋に落ちる

あんまり書くと長すぎるので、ほんとうに基本中の基本のプロットを書くとこんな感じになる。だから、①-aとか①-bとかあるのだけれど、書くのをやめておく。どちらにしても、あまりにも陳腐で嫌になる。貧困な想像力など、犬に食われろ。

まあ、プロットは実際どうでも良くて、いずれのプロットにも二番目の項から、三番目の項の「→両者、恋に落ちる」にまで、かなりの飛躍があるので、この間をどう埋めるか、つまり具体的な展開をどうするかいろいろ考えていると、あっという間に、2時間半くらい過ぎていた。それくらい時間がたつと、さすがに足もがくがくしてきたので、帰ることにした。

それにしても、今日はものすごくかわいい人がたくさんいて、かなりびっくりした。上に書いたようなことは、こういう人たちが沢山いたことと無関係ではない。

どちらにしても、わたくしの妄想は、あまりにもありきたりすぎるせいかどうか知らないが、現実で起こるわけもなく、とぼとぼと、痛む膝を押さえながら、さびしく家路に着いた。

結局、こうなるのだ。